ヤドカリ少女の足跡 〜その2:"目次" & "Hello, bellina. Hello, World."〜
こんにちは。
GT6を買って、新作アニメを見て、音楽CDを聞いて、PHPカンファレンス2014に行って…ヤック・デカルチャーな引きこもり3連休でした。
それもこれも、音楽を作るためには欠かせないことなのです(言い訳
"ヤドカリ少女"の楽曲
前回は、ヤドカリ少女のアルバム全体に焦点を当てましたが、
今回から楽曲に焦点を当てて、製作後期などを書いていけたらと思っています。
↓ちなみに、前回の記事はこちら↓
青葉ちゃんかわいい…
Tr.01 "目次"
ヤドカリ少女の最初のトラックであり、sugarmosaicの最初の曲でもあります。
アルバムの楽曲の中でも、最初に作った曲なのですが、
その時には、「ヤドカリ少女」のお話であることが固まっていたので、海を意識した曲になりました。波の音を入れたり、クリアな音作りをしたり、音の繰り返し方にも波を感じられるようにしたり… いろいろやっています。
また、聞いた瞬間にアルバムの全体像や雰囲気が伝わることと、インストとボーカル曲どちらも大事にしていることなどが解るようにというのも心がけました。なのでタイトルは"目次"なのです!
2曲目に移るよ!!
1曲目と滑らかに繋がります。アルバムを通して物語は最後まで続いています。曲自体も5曲目ぐらいまではずっと繋がってます。
ストーリー物なので連続性を意識しました。登場人物の心境の変化も、ぶつ切り出来るようなものではなくて、いろんな影響を受けつつ過去〜現在〜未来と続いていくので、なおさら曲間の繋がりは重要視しています。
Tr.02 "Hello, bellina. Hello, World."
ヤドカリ少女自身の物語です。ヤドカリ少女がどういう女の子なのか、どういうことを考えているのか…彼女は能力自体は人間離れしたものを持っていますが、それでも、考えている事・悩んでいること自体はとても普通です。
そんな彼女の1つの出会いを描いています。
夏だ!海だ! 海と言ったら3拍子だ!
正確には8分の6拍子なのですが…w トラック1に引き続き、浜辺感を出すにはどうしたら良いかを考えていました。最終的には、波が一定間隔で寄せては引く様子を8分の6拍子のピアノに込めてみました。
ヤドカリ少女を直接的に語っている曲は、トラック2、4、9ですが、全て4分の4拍子以外になっています。4分の4拍子以外にすると物語性が増すという理由もありますが、ヤドカリ少女の人外感、普通の人間とは違ったリズムで生きていることを表現できればと思いそうしています。
あとこの曲、アルバムを買っていただいた方には解りますが、2番のCメロがめちゃくちゃ鬼畜ですw 10/8、12/8、13/8みたいな変拍子が入ってた気がしますたぶん。この辺りはボーカルのくみにかなりの苦労をかけましたw
この場を借りてお詫びしますm(_ _)m
ひぃぃ…ラーメンごちそうするから許してぇ…
ハロー、ハロー、ハロー
サビですね。えぇ、サビです。
sugarmosaicの最初の作品ということで、皆様にご挨拶に伺いました(笑)
ストーリー的には、ヤドカリ少女が出会った相手との重要なワンフレーズであります。
みなさん、お気づきでしょうか。
このフレーズ、元ネタがあるんです。
まんがタイムきららMAXで連載中の、
高尚な4コママンガ。
きんいろモザイクです。
アニメ版1話でも、「ハロー、コンニチワ!」を繰り返すシーンがありましたが、何度見返したかわかりません。モザイクの先輩として、やはりsugarmosaicとして敬意を示さずには居られなかったです。
というのは置いておいて、僕はカレンちゃんが可愛いと思います。なおぼう^〜