マーケティングの定義?
こんにちは、nyakuroです。
お久しぶりです、このブログもなんと今回が年明け1発目。 しかも、2ヶ月半も放置してしまったのに、特に音楽とは関係のない話題です。 完全に気まぐれですが、お仕事にも絡んだ短い文章を書きたいと思います。
全然関係ないですが、下は横浜中華街で食べた杏仁ソフトです(ㆀ˘・з・˘)
自分は、Web系企業でエンジニアを担当しています。 会社内の会話でを聞いたり、インターネットのIT関連記事を目にしたりするなかで、良く聞く言葉があります。
「マーケティング」
それと合わせて出てくるのが、
- SEO
- Google Analytics(GA)
- ヒートマップ
- PDCA
- リスティング広告
などなどの手法の数々。 たぶんWEB系にお勤めの方々だと馴染みの多い言葉だと思いますが、 これらのワード、個人的にはちょっと違和感が有るなと感じています。
何故かというと、手段に溺れすぎているというか、 手段を達成することが目的になっている人が多いと思うからです。
手段が目的化
例えば、目的が「PVを上げること」とかになってしまったりするケースです。 この目的を達成するにはページの枚数を増やしてしまうのが手っ取り早いと思います。 ユーザーは1つの記事を見るために、たくさんのページを遷移する必要が出てくるからです。 ただ明らかに不便で使いにくいサイトになりますが…。
こうやって目的を履き違えてしまうと、コンテンツ自身の利便性を犠牲にしてまで、 誤った目的を達成することに執心してしまうことになります。
もちろん100%外れということでは無いと思いますし、 短期間的には有効という場合もあります。 ですが、それに手間をかける暇があったら、 本来の目的の1つである「利用者が求める情報を素早くわかりやすく提供する」 ことに真っ直ぐ取り組んだ方が懸命だと思います。 将来性も見込めますし、自然とPVも稼げるようになってきます。
また、ツールを使う事が目的化してしまう例もあります。 「ヒートマップ」の導入事例とかですね。 新しいツールを導入する事が目的となってしまって、事前にそのツールを使って何が見たいのかを決めてないケースとかもあります。
マーケティング ≠ 数字を上げること
少し話が膨らんでしまいましたが、 マーケティングの定義ってなんでしょうか?
「PVを上げること」「UUを上げること」「コンバージョンを上げること」… どれも間違いでは無いと思っています。
ですが、個人的にはこれらは主軸として置いてはいけないなと思います。 理由は、ユーザーはそれらの数字が欲しくてコンテンツを教授しているわけではないから(広告主が絡んでくるとちょっと複雑になってしまいますが…)
基本的にコンテンツやサービスはユーザーの欲求を満たすために存在しているので、 ユーザーを主軸に考えるべきです。 数字主軸ではないです。
ただ、ユーザーを主軸に考えると基本的に数字も上がっていくものなので、 まるっと間違いというわけではないとも思います。
マーケティング = 届けるべき人にどうやって届けるか
個人的には、マーケティングは、届ける人にどうやって届けるかを考え・実践することだと思っています。 最近は、ネット上に作り手が溢れ、メディアも溢れ… とにかくコンテンツが飽和している状況です。 たくさんのコンテンツの中から、未来のお気に入りを見つけ出すのも至難の業です。
ただ、良い物であればそれがほしいと思っている人も必ず居るはずです。
- そのような人にいつ発信すれば気づいてもらえるか?
- そのような人はどこにいるのか?
- そのような人にどうやって発信したら興味を持ってもらえるか?
ことを意識していけば届けたい人に届くのだろうと思います。
声優の浅野真澄さんも多分似たような事をおっしゃっていたような気がしますが、 「この世に知られなくて良い作品なんて無い」と思うので、 この辺りは、自分が音楽を作って発表するときも気をつけていたり。
さいごに
ツールは用法用量を守って正しく使いましょう。 数字はあくまでも、過去から現在を示してくれますが、 賢い人が使ってもせいぜい数ヶ月未来のことまでしか示してくれません。
最後になりますが、M3受かりました! そろそろほんきださねば(汗;