ヤドカリ少女の足跡 〜その1:アルバム全体を通して〜
こんにちは。
NEW GAME! の青葉ちゃんが可愛すぎて辛いにゃくろです。
元々はゲームが作りたくてプログラムとか音楽とか始めたので、ゲーム業界ネタには弱いです。気が向いた時に手にとって読んでしまいます。
うーん。1枚1枚のカットが可愛すぎる。
もう余すところなく全部画集って感じです。オススメですので是非^〜
sugarmosaic"ヤドカリ少女"
さて、夏コミで出したsugarmosaicのヤドカリ少女ですが、
こちらも、RPGとか音ゲーの音楽に影響を受けていたりします。
他にもアニメとか、同人、インディーズ、J-POP、海外アーティスト…いろいろと影響を受けていますが、やっぱりゲーム音楽の影響は大きいです。
企画段階でストーリ仕立て、水、ファンタジーという要素があったので、RPGの曲はかなり参考にしました。
浜渦正志さんとか
猫叉Masterさん、目黒将司さん、田中公平さんなど…
ゲーム音楽はそのマップの風景だったり、シーンを引き立てるように作られていて、これがストーリ仕立てのコンセプトアルバムの作り方と似ている気がします。
製作中は水辺のシーンであったり、時を感じさせるシーンのBGMをよく聴いてましたー。
製作開始は1年前
アルバム制作ですが、本格的に作り始めたのが去年の10月頃から。約1年ぐらいかかっています。
製作期間としてはちょっと長めです。。
ユニットの立ち上げも同時並行して行っていたので、時間がかかってしまいました。
これから出す作品を想定してユニットの方向性を決めつつ、そのユニットの第一弾の作品としてどのような物を出すのが良いのかを決めあぐねていました。
アルバム収録曲も半年ぐらいはバランス調整合戦の繰り返しで、
エッジの効きすぎたエレクトロ曲とかをボツにしたりしました。
結構、ボツ曲出た気がします。
ストーリもの
初めからアルバムを通して伝えたいことは決まっていて、
自分が人外設定好きなのもあって、『ヤドカリ少女』という人外少女ちゃんのお話を通して伝えようということだけは決まっていました(鼻息)。
人外娘…
昔から、狐っ娘、鳥っ娘、水生生物っ娘…いろいろ好きでしたが、
最近、鬼娘の良さを堪能してます。
角が良い…
反り返ってる角の方がポイント高いです。
ヴィニエイラ様の角も反り返っていて素敵です。でもあれは鬼なのか?
はい、OVAは予約しましたとも。
…
話がそれました。。
ストーリーものにすることは決まっていたのですが、どの程度の濃さ・内容にするかは結構終盤の方まで悩んでいました。
ヤドカリ少女は人外とはいえ、人間と共通することも多く、
ヤドカリ少女自身が抱える悩みも人間が抱える悩みと同じようなものです。
なので、ヤドカリ少女を身近に感じてもらえるよう、最終的には普遍性を大切にするような形になりました。
ライトに聞けるよう、パッと聴いた時に、馴染みやすいテーマ&解りやすい音でありつつ、アルバム全体の雰囲気から独特さを感じられるように。
また、繰り返し聴けるよう、バックグラウンドの設定とかは掘り下げて、音や歌詞やジャケット、歌い方に断片的に込めることで想像の余地が生まれるようにしています。
ただ、聴いた人が自由に解釈してもらえるアルバムにしたかったので、あまりにも特異な設定については、アルバム内で歌詞やイラストといった具体的な形では語らないようにしてます。
あと、バックグラウンドの設定も必要以上は定めていません。
イベントで、設定についてよく聞かれるのですが、あまり決定的な部分は答えられなくて申し訳ないです。
歌詞やイラストなどの具体的な形では語っていないのですが、「音」という抽象的な形では割と語っている(つもり…)ので、想像力を働かせて聴いて頂ければと思います。
間奏にも物語は詰まっていますよ!
↓追記:次の記事です